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上海ボードゲーム展示会リポート1

上海ボードゲーム展示会リポート1

日本の先を行っているボードゲーム産業

4月28~30日まで開催されていた上海初のボードゲーム展示会
International Exhibition in Board Game Industry in Shanghai
にピグフォンは「どうぶつしょうぎ」のねこまど社との共同出展した。

たいへんエキサイティングだった中国の展示会リポートや日本とはだいぶ違うボードゲームの
周辺カルチャーを数回に分けてお届けしてみよう。
 
IEBG日本からの遠征隊
日本からの遠征隊は、ねこまど社長でプロ棋士の北尾さん、カナイ製作所カナイセイジさん、
おもちゃコンサルタントの百瀬さんの4人と、将棋関連の方々が後から4人合流

IEBGの会場INTEX Shanghai
会場となったのINTEX上海150mx50mの比較的大きな会場

中国の臨機応変力

まず出展準備日に驚かされたのが、主催側の臨機応変さや対応スピード
主催者の好青年デビッドさんに、追加の什器などを頼めば瞬時に格安で届いたり
途中でオーダーした北京語の通訳も頼んで10分くらいでやってきたりと
何でもその場で成り立ってしまう。(追加のテーブルは3日で1台280円!)
このスピード感は見習いたいものだ。
その代わりといっては何だが、事前準備や情報はあまり期待できないともいえるから
一長一短ではあるが私はこっちの方がずっとやり易かった。

IEBG ピグフォンブースを見守る主催スタッフデビッドさん 
ピグフォンブースに遊びに来た子たちの後ろにいるのが、主催スタッフのデビッドさん。
いつも我々のことを気にかけてくれていて、頼もしい兄貴だ。
最終的にピグフォンブースを出展料そのままで倍の大きさにしてくれた。

ゲームパブリッシャー、ショップ、ゲーム雑誌関係のブースが軒を連ね、
印象としては小さめのトーキョーゲームショーのような感じ。

IEBG ブースが立ち並ぶ

我々も含めHABAなど,海外15ヶ国から出展されていたようだ。
ここでの状況は日本以上に「産業」として成り立たせようという関係者達の意気込みをおおいに感じた。

IEBG ゲームショップとカフェのチェーン店HUIIA 
上海一帯に数多くのゲームバー(ボードゲームカフェ)とショップを展開している HUIJAのブース
 
IEBG ブースのコスプレ店員
魔法系カードバトルゲームメーカーのコスプレ店員たち

IEBG 三人シャンチー 
これはいかにも中国っぽい 三人シャンチー

ゲームカテゴリーの傾向としては、3年ほど前から中国で大ヒットしている
「役割隠匿系殺し合いゲーム BAN」の中国アレンジ版"三国杀"(サングオシャー)
Yokagamesの影響は相当大きく、 中国オリジナルゲームの数割は"三国杀"
スタイルのシステムだった。
また見た目やテーマも三国志、歴史ファンタジーものがとても多い。
あとは日本で見覚えのあるような美少女的グラフィックのゲームも人気のようだ。
絵のタッチも日本のイラストとほとんど見分けがつかないレベルに成長している。
 
IEBG 三国殺3vs3 コンペティション
三国杀(サングォシャー)は中国のボードゲームブームを作った別格のゲーム。
この日も三国殺3vs3大会が開催され、沢山の参加者が集結していた。

IEBG コスプレ歌謡ショー 
レイヤーさんの歌と踊りのショー最終日に人気投票をやっていた。

ピグフォンブース  

  初日はメイデーのため午前中は、小学生たちばかりだったりとゲーマーは
あまり集まらなかったものの、 パブリッシャーどおしで交流を深めたりという感じ。

IEBG ピグフォンブース 
「未テレ」を使って各国の子どもにでっち上げの絵を描かせているわけなのだけど、
国にとって傾向がとても違う。
一言で言えることは、「漫画大国日本」のクリエイティビティーは世界最高レベルだ。
プレゼン能力は中国も負けていないが、漫画ポテンシャルは日本が圧倒的。

休日となり大量にゲーマーがやって来た。 
かなりの来場者数でお客さんがひっきりなしに訪れ これはどうやって遊ぶんだ?
などと未確認生物テレビと未テレ2などのゲームの対応に追われる一日。 

IEBG ピグフォンブース
北京語しか話せない人への対応も用意した北京語ルール紙芝居で乗り切っていたが、
次々出てくる質問に対応しきれず、主催者のデビッドさんに北京語ー英語の通訳のできる人を頼んだ。
ものの10分もしないうちにやってきたのが、今年大学を卒業したばかりのブレンダさん(右下)
彼女はボードゲームには詳しくないのだけれど、大学の講師を目指しているだけあって、
インストがとても要領を得ていて優秀な子だった。
空いた時間は北京語のピンインやと若者に流行っていることなどを教えてもらった。

IEBG ピグフォンブース
上海の人たちの描く絵は興味深い特徴があった。ここでは長くなるので割愛。

IEBG バスストップボードゲームで遊ぶ上海のお客さん
そしてなぜかバスストップボードゲームがすごい食いつきで、前日に買って行ったお客さんが
他の人を連れて来たりと午後には完売。
後からバスストップを買いに来た人たちもいたのだけれど、これでバスストップは
私の持っている分 すべて売り切れた。
中国では手軽で可愛い感じのパーティーゲームも以外と受け入れられるみたいだ。

IEBG ピグフォンブースに遊びに来たコスプレの子たち  
上海の人たちは思ったことを素直に言ってくれるので、とても勉強になる。


ねこまどブース

プロ棋士北尾さんのねこまどブースはをどうぶつしょうぎなど将棋の導入に最適なゲームや
手に入りやすい価格の将棋グッズで「将棋」で広めている。
今、上海の小学校教育にも採用され人気急上昇中の「将棋」。
ブースにはたくさんの将棋好きや日本好きが集まっていた。
中でも上海で呉服店を経営しているヤンさんはふらっと会場に現れて、通訳として
終日お客さん対応をして、三味線を披露して集客したりと大活躍。
北尾さんの周囲にはいつも「できる人」が集まってくる。

IEBG ねこまど 

ごいたのはなし
ねこまど社と共同で製作した「将棋ごいた」のお試しプレイし始めたところ、
昨年のシンガポール以上 に受けヘビーローテーションに
1時間以上やり続けている人たちが結構おり、はまる人多数。

IEBG ごいた

さすが漢字の国ですな。 これは中国で普及できそう。

出版社によるレセプションに参加

夜の部は出版社主催のIEBGアワード発表パーティーに 北尾プロと参加。
IEBG レセプション
ホテルの会場には100人以上の関係者が集まり ブッフェ形式のレセプション
シュピールボックス中国語版出版のはなし、
三国のヨカゲームとネットゲームのPRENA社が共同で制作中のゲームのプロモーション
IEBG レセプション 

IEBGの来場者人気投票などのアワードは三国杀のトレカ版?新作「三国智」など
三国杀関連が多数受賞。
そのほか缶に入ったデッキビルド美少女ゲーム「罐装女神」などが賞を取っていた。
初めて目にするものばかりで、これから実際遊んで自分なりの評価をしてみたい。

隣の席にドイツからきた人がおり、暇そうなのでいろいろお話してみると、黄色い箱で
おなじみの ドイツの老舗ゲームメーカーHABAのマネージャーとデザイナーだとの事。
エッセンの話などで盛り上がり、ドイツでの再会を約束した。


長くなってしまったのでつづきは次回
上海ボードゲーム展示会リポート2
IEBGアジアのパブリッシャーたち

に続く

IEBGオフィシャルサイト
http://www.iebg.net/

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この記事に対するコメント


初めまして、CCと申します。

私の興味の対象は、メインは花札をはじめとする日本の伝統的なカルタ類なのですが、
ごいたについて以前からちょっと思っていた事があり、このエントリには丁度良い話題だと
思いますので、この機会に書いてしまいます(笑)。
> さすが漢字の国ですな。 これは中国で普及できそう。
との事ですが、ごいたの駒ってシャンチーの駒とピタリ枚数が一致する上、暗棋なんて
遊戯が出来る位で、駒の大きさが均一の上裏に何も書いてないので、実は将棋と違って
携帯用の小型のものならシャンチーの駒はそのままごいたに流用出来そうな気がしますね。
もしカード形式にするにしても、シャンチーの駒名にした方が中国では馴染みやすい気も・・・(笑)。
ごいたについては、まず何より宇出津の方々の思いや意向が尊重されるべきだと
思いますので、これはある意味暴言なんですが(汗)、まあこんなヨタ話もありかな、
位のつもりで聞き流してください。

それでは、失礼致します。

【2012/05/03 23:28】URL | CC #JZ2AL5Xs[ 編集]

興味深いですね。


CCさんシャンチーとごいたの共通点の話
いままで気付きませんでしたが新しい遊び方ができますね。
今度シャンチーを手に入れたら試してみたいと思います。
いずれにしても中国と宇出津のコラボなんて面白そうです。
ありがとうございます。

【2012/05/03 23:55】URL | ピグフォン #5rUIsz.U[ 編集]


おつかれさまでした。

象棋駒でごいたはoecさんと遊んだことがあります。
象棋駒といっても麻雀牌型の二色象棋牌(構成は象棋駒と同じ)ですが。
次回は従来の将棋駒ごいたと、象棋ごいたの2種類のカードをセットで商品化して持っていったら受けるかもしれませんね。
それ以前に、象棋駒で遊び始めてしまうかもしれませんが。

今回の催しは、中国国際卓遊文化産業展というのですね。
次回開催されたら、非常に参加したく思ってます。

【2012/05/04 20:42】URL | 伊藤 #DZdB0iyM[ 編集]


お邪魔します、CCです。

やっぱり同じ事考えつく方も当然いるんですねえ(笑)。
実際、飛と角を包(炮)に上手く対応させれば、枚数も構成も
大体一緒ですもんね。問題は、普通の駒を使うとデカ過ぎる、って
事位で(笑)。

それでは、失礼致します。

【2012/05/04 22:05】URL | CC #JZ2AL5Xs[ 編集]


伊藤さん
象棋駒でごいた今度ためして見ます。
今回の展示会はシャンチーなどの伝統ゲームは
一切出ていませんでした。
あえてそうしているようです。

【2012/05/05 23:40】URL | ピグフォン #5rUIsz.U[ 編集]

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